最終電車 駅のホームで
一人ぼっち あなたはいたんだ
空まで続く線路が
そっと旅立ちを教えていた
最終電車 駅のホームで
片道分だけ 売られた切符
見送られる 人々の中
あなたは 一人佇ずむ
改札抜け出して
あなたにさよなら 言えたなら
そんな絵空事は 夜空に溶けて消えた
ただ あなたの空を 眺めていたいだけ
早朝の電車 いつもの駅で
あなたがいない 毎日を
頭の中では わかっているけど
また あなたを探してしまう
何度も 何度も夜が来て
最終電車は 通り過ぎていく
あなたは 待っているのだろうか
券売機のない 終着駅で
改札抜け出して
あなたにさよなら 言えたなら
そんな絵空事は 夜空に溶けて消えた
星空駆け出して
あの星まで行けたなら
そんな絵空事は 夜空に溶けて消えた
ただ あなたの星を 眺めていたいだけ